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軍人は戦争に抑制的なのか?

シリアのアサド政権が反体制派に対して、4日に化学兵器サリン?を使用したと判断して、6日にアメリカのトランプ政権が空爆

 

前に、国際政治学者の三浦瑠璃氏が、前線で命を張る軍人は戦争に抑制的に働き、むしろ政治家や国民が戦争を引き起こすのだ、みたいな話をしていて気になっていた。メディアに露出する学者としては珍しく、専門家らしい切り口を見せてくれるけど、学者内の評価はどうなのだろうか。

どうやら博士論文のテーマだったようで、単行本にもされている。

未読だけど、軍部の独走を避けるための文民統制という定説に対して、反証を示して問題提起したという印象。だから、この論理を一般化できるわけではないはずなんだけど、前に三浦氏が話していた内容は、過去の日本の戦争も政治家主導で、軍人の選択肢は限られていたというような主張だったようにおもう。

たぶん、三浦氏の主張に該当する条件はかなり限定されているはずだけど、未読なのでよくわからない。読む予定はないけど、テーマに興味はあるので、対論みたいなのがあればいいな、と。

ちなみに、国民皆徴兵制とかエッジを効かせた主張もしていて、自衛隊とも仲良し、という立ち位置。

感想としては、きっと学生時代は文科系の部活だったんだろうなあと推測。なんていうのか、言葉に身体感覚が伴っていないように感じるんだけど、どうなんだろう。三浦瑠璃氏の思想には興味があるんだけど、残念ながら、まだ年若いためか、評論・分析される側ではないみたい。

 

最初に戻ると、アメリカファーストを掲げたトランプ大統領は、他国に武力行使をしないと予想されていたようで、今回の空爆は軽い驚きをもたらしたようだ。

んで、トランプの側近は右翼のスティーブン・バノン首席戦略官・上級顧問が遠ざけられ、ハーバート・マクマスター大統領補佐官が米国家安全保障会議(NSC)が権力を持つようになった。側近の顔触れを見る限り、この空爆は軍人が主導したといえるんじゃないだろうか

軍人は戦争に抑制的というよりも、費用を最小に抑えて効果を最大化する、これが行動原理ではないだろうか。三浦氏なら、どのように説明するのだろうか。