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釜山の慰安婦像の問題について

時事

日韓の慰安婦問題についての合意があるにも関わらず、韓国が釜山に新たに慰安婦像を立て、日本は珍しく迅速に対抗措置をとった。

  • スワップ協定の協議中断
  • 長嶺安政駐韓大使と森本康敬釜山総領事の帰国
  • 次官級経済協議の延期
  • 総領事館の釜山市の関連行事への参加中止

今回の経緯と、感想とかを

慰安婦について

最も重要なことは、本来ならば慰安婦の問題は、政治ではなく人権の問題だということ。

慰安婦の方々に対して、暴言を投げるひとが目立つけど、日本人の慰安婦の方々にも同じ言葉をぶつけるのだろうか。兵士を「慰安」するための女性であって、国家のために命を捧げられた人々であることは同じ。

人権という視点だと、戦前は、特に日本は性に開放的で売春を悪いと考えることはなかったようだ。キリスト教圏である欧米の売春と具体的にどう違っていたかはわからないけど、今の時代から「罪に問う」という性質ではないとおもう。

性におおらかだった日本、しかも戦時下、という特殊な環境で、慰安婦制度を悪かったとはいえないとおもうんだけど、現代に生きる日本人として、慰安婦の方々にはやはり心安らかに過ごしてもらえるようにしてほしい。

慰安婦問題の合意の内容

韓国が政治に利用している「慰安婦問題」については、まったく話がべつ。

2015年12月28日の慰安婦問題の合意は、日韓ともに譲歩していてよくできた内容だとおもう。右寄りの安倍政権だからこそ、日本の不満が噴出しないけど、なぜか韓国が一方的に損をしたという論調は間違っているとおもう。

(1)慰安婦問題は,当時の軍の関与の下に,多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり,かかる観点から,日本政府は責任を痛感している。

安倍内閣総理大臣は,日本国の内閣総理大臣として改めて,慰安婦として数多の苦痛を経験され,心身にわたり癒しがたい傷を負われた全ての方々に対し,心からおわびと反省の気持ちを表明する。

( 引用: 日韓両外相共同記者発表 | 外務省

安倍政権では、ここまで明らかに謝罪を表明したのは初めてだろうし、日本政府の予算で慰安婦支援の財団を設立したのだから、最大限の譲歩を韓国は引き出すことに成功したといえる。

わけがわからない

今回の概要

  1. 2016年12月28日: 釜山の日本総領事館前に慰安婦像設置、撤去
  2. 抗議殺到、役所がなぜか設置を認める
  3. 2016年12月30日再度設置
  4. 日本は対抗措置を発動

日本は韓国に優しくしすぎたんだとおもう。韓国を中国側に渡すわけにはいかないけど、面倒みきれないってとこだろうか。アメリカの顔色を窺いながらってのは、ビミョーなとこ。

韓国の反日は止められないので、更なる追加措置や落とし所はどうなるんだろうか。当然考えてあるんだろうけど、ちょっとわかんないな。

海外の見方

慰安婦問題のポイントは、他国からの評価。韓国は慰安婦に限らず、英語圏へ発信することで、日本の外堀を埋める方法をとる。嘘情報で日本を貶めるやり方を知ったときに、ちょっと感心してしまったよ。日本の各団体も初期の対応はかなり戸惑いがあったようだ。

今回の件は、たぶん海外でも事実関係を報じているんじゃないだろうか。

BBC を載せておく。BBCは、以前にニコ生が出資して慰安婦問題のドキュメンタリーを作っていたけど、ほとんど韓国側の言い分しか認めてなくて、ひどかった。安倍政権の右寄りな思想を警戒したのかもしれないけど、調査能力は期待できないという感想。

この程度の記事なら、日本の立場も少しずつ変化してきたのかもしれない。